オロナインを使ったニキビケア
オロナインによるケア方法は使い方や人によっては、悪化する可能性もあります
ニキビケアでオロナインを使ったが悪化
インターネット上でオロナインを使った治療方法が話題になっていますが、これには効果が期待できる症状の段階と、逆に悪化させてしまうといった可能性が高い症状の段階があります。
まず、症状を改善することに期待できる状態が赤ニキビの時です。
この時期の症状は、アクネ菌が繁殖しているのに加えて毛穴の奥で炎症を起こしている状態です。それに対してオロナインは効果を発揮します。
オロナインの効果には炎症を抑えることと、殺菌効果があります。この二つの効能のおかげで、症状を抑えることができるというわけです。つまり、根本的な解決にはなっていませんが、症状が治まるために治ったように感じられるわけです。
ここで大切になってくるのが、症状が治まってる間にニキビができにくい肌環境を作っていくことです。そうすることで根本的な解決に繋がっていくので、洗顔と保湿ケアを怠らず並行して行っていくと良いかと。
そして、逆に悪化させてしまう状態がニキビの初期段階でもある白、黒ニキビの時です。
この時期の発生原因は毛穴に皮脂が詰まることです。ですから、この時にオロナインを使ってしまうと、毛穴に蓋をしてしまうことになるので、余計に皮脂が詰まるといった状態になります。また、この症状の段階でオロナインを使っても効果を得られないのは、この症状の段階ではアクネ菌が増殖してるわけでもなく、炎症を起こしてるわけでもありません。
つまり、オロナインが持つ効能を活かせられないということです。
このように症状の段階では使うことがＮＧな場合もあるために、まずは自身の症状がどの段階に値するのか、しっかり判断してから使うようにしましょう。
また、顔ダニが繁殖してる時にオロナインを使うのも悪化させる原因になります。
なぜなら、オロナインの脂が顔ダニの餌になり、余計に繁殖してしまうからです。なので、顔ダニが繁殖してる可能性がある場合は皮膚科などで大丈夫か確かめたほうが良いでしょう。
顔ダニが繁殖していないようであれば、オロナインを使ってみるのも良いかと思いますが、繁殖してる、もしくは繁殖しかけてる状態であるのならば使用を控えたほうが良いです。
ちなみに、オロナインの効能一覧の所にも効果が期待できると書かれています。
なので、このケア方法自体は間違っているわけではありませんが、あくまでも症状を抑えるだけで、根本的な解決にはならないということを頭の片隅に留めておいたほうが良いでしょう。
また、個人差もあるために効果を得られない、悪化したという人もいるようです。
なので、この方法を試すのであれば自己責任のもとで行ってください。
ニキビケアでオロナインを使うなら絆創膏は必須
オロナインを使う時に絆創膏を使うと効果的だと言われています。
まず、オロナインの使い方を紹介しましょう。
1、洗顔をして清潔な状態にしてから保湿ケアを行う
2、患部に少量つける
（多くつけると毛穴が詰まる原因になり悪化させる可能性がある。米粒の半分程度で良いかと）
3、オロナインの上に優しく被せるように絆創膏を貼る
手順としてはこの通りです。
まず、この方法をするのは夜の寝る前になるわけですが、オロナインをつけたまま寝ると布団や枕にオロナインが移ってしまいます。また、意図して無い部分についてしまう可能性もあるため、せっかくの効能も十分に得られないどころか、他の部分の毛穴をも塞いでしまい、新たなニキビを発生させてしまう恐れもあります。
そういったことを防ぐためにも絆創膏を貼るわけです。
寝てる時だけ貼っておけば良いので、起床後はすぐに取ってもらって大丈夫ですよ。
おでこニキビにオロナイン
おでこにできると前髪などで隠したくなりますよね。
思春期の頃はこの部分によくできるので、悩まされる人も多いでしょう。
そんなおでこですが、この部分に対してはオロナインの使用は控えたほうが良いかと思います。
というのも、おでこや鼻といったTゾーンは皮脂腺が多い場所です。
ただでさえ皮脂の分泌が多く、毛穴が詰まりやすい場所です。そこにオロナインを使うことで毛穴を塞ぐ可能性を増やすのは、自らニキビを発生させにいってるようなものだと思いませんか？
こういったことから、オロナインをおでこに使うのはできるだけ避けたほうが良いかと。
ついでに言うなれば、皮脂腺の多い鼻なども避けたいところです。
それでも試したいという場合は、上記で示した手順でケアを行ってください。
そして、様子を見て悪化さえしなければ継続すると良いでしょう。悪化したと感じた場合はすぐに止めてください。
